刑事事件 [事例5]
傷害⇒示談成立、不起訴
30代男性
罪名 | 結果 |
---|---|
傷害 | 不起訴 |
背景
Aさんは、飲食店で友人と酒を飲んでいました。すると、友人の一人Bさんが、他のお客さんXさんとトラブルになりました。BさんとXさんはつかみ合いになり、Aさんや共に飲食をしていた他の友人、Xさん側の仲間たちが止めに入りましたが、その時にAさんが暴れるXさんを止めようとして伸ばした手が、同じく騒ぎを止めようとして近くにいたXさん側の仲間の一人Yさんにぶつかりました。
Aさんは、Yさんを殴るつもりはありませんでした。ですが、Yさんは、Aさんに怪我をさせられたとして弁護士を付けて、約80万円の損害賠償の支払いを求めてきました。
Aさんは、前科をつけたくなく、当事務所に相談にいらしました。
対応
相手の弁護士と話をしたところ、YさんはAさんがわざと殴ったと考えているようでした。
このような場合、確実に不起訴にするためには、示談することが大切です。
Aさんは、わざと殴ったわけではないにせよ、Aさんの行為で相手に怪我をさせたことは事実であるので、示談をすることにしました。
結果
交渉の結果、当初の半分である40万円で示談を成立させることができました。
これを検察官に報告をし、不起訴処分になりました。
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