交通事故 [事例9]

40代男性会社員、後遺障害12級|損保提示額から620万円増額

40代男性
主な症状損害賠償金
肩甲骨骨折、肋骨骨折 250万円→870万円

背景

Aさんが早朝にオートバイで出勤していたところ、後方から近づいてきたトラックが追い越そうとした際に、トラックの運転手の不注意でAさんのオートバイは右後方から追突されてしまいました。

Aさんは、肩甲骨や肋骨を骨折され、後遺症も残ってしまいました。保険会社からの傷害慰謝料や、後遺症慰謝料、後遺症による逸失利益の額が妥当なものか判断しかねるとのことで、ご相談をいただきました。

対応

相談される前の相手方保険会社から支払い額としての提示は、250万円程度とのことでした。

保険会社は当初、Aさんの収入の減少がないため、後遺障害に基づく逸失利益はないとの主張をしていました。
しかし収入の減少がなかったのは、Aさんの特別な努力があってのことなので、逸失利益が存在しないとの主張は受け入れられない旨の反論をしました。

結果

粘り強く交渉した結果、逸失利益として約550万円で和解に到りました。
損害賠償額合計としては約890万円(既払い金を除くと約870万円)の支払いを受けることができました。

ご相談者様は、後遺障害を抱えつつ、一生懸命にお仕事をされているとのことでしたので、そのお気持ちに寄り添えるように粘り強く交渉できたのが良い結果に結びついたのだと思います。

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