交通事故 [事例7]

30代男性会社員、後遺障害非該当から異議申立にて14級獲得

30代男性
主な症状損害賠償金
頚椎捻挫 56万円→約220万円

背景

進路変更車(加害者のあおり運転)と、後続直進車(被害者)の事故です。
Aさんは後遺障害申請をしたのですが、非該当という結果に不服であり、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

対応

後遺障害申請をして出された結果に不服がある場合、異議申立てという制度があります。
しかし、異議申立てをするときに、後遺障害申請をしたときと同じ資料を提出しても、同じ結果しか出ません。

そこで、本件では、主治医に医療照会をかけました。するとAさんに有利な回答が得られましたので、この医療照会の回答書を提出して異議申立てをしました。

また、異議申立てをしても必ずしも希望通りの結果を得られるとは限らないため、本件では、傷害分だけ先に示談し、後遺障害が認められた段階で改めて後遺障害分について示談するという方法をとりました。
(傷害分だけでも先に賠償金を手に入れたい場合、このように傷害分だけ先に示談する方法があります。)

結果

結果、後遺障害の等級が、非該当であったものが14級認定されるに至りました。

これによって、後遺障害慰謝料と逸失利益を新たに獲得することに成功しました。
金額でいうと、後遺障害慰謝料は、赤い本の9割に当たる99万円、逸失利益は、請求額の満額である約101万円を新たに獲得したことになりました。

なお、判例タイムズで定められた基本的な過失割合は、被害者:加害者=3:7ですが、本件では、加害者のあおり運転という近年社会問題となっている危険性・悪質性が考慮され、2:8で示談できました。

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